ISBN:4791701240 ムック 青土社 2004/09/18 ¥1,200

一冊丸ごと「西尾維新」
書下ろし短編は正直?と思ったが
サリンジャーですか?

その他は各評論などが並んでます。
暇つぶしにはいいかな。
それだけ。

金額からしたらお徳感はありません。

Φは壊れたね

2004年9月17日 読書
ISBN:4061823922 新書 森 博嗣 講談社 2004/09/10 ¥861

S&Mシリーズから繋がっている新しい森ミステリ
どうやらこれもシリーズ化されるようです。
(題名にギリシャ文字がつく様子。)

S&Mの主登場人物はそのまま登場していますが,
脇役として,一歩引いたところに位置しています。

相変わらず個性的な人物が多く登場しますので,
森ミステリが好きな人なら楽しみがひとつ増えた感じです。

森ミステリらしく,ワントリックです。

13階段

2004年9月17日 読書
ISBN:406274838X 文庫 高野 和明 講談社 2004/08 ¥680

一気読み。
後半バタバタしたところがありましたが,
かっちりした構成で楽しく読むことができました。

以前映画化されたそうなのですが,文庫版の解説をみると,
作者は映画版への満足度が高くないようです。
私は映画を見ていませんので読んだ感想だけです。

蛇足ながら筋の触りだけ書くと,
「冤罪かも知れない死刑確定囚を死刑執行から救おうと尽力する話」です。

主人公は1人か?とはじめは思ったのですが,
前半と後半で焦点が異なり,その分ぶれた印象を感じました。
男性2人が主人公格として書かれているようです。,
2人とも過去の出来事から「殺人と死刑」について複雑な思いがあり,それに関連したエピソードを絡めながら展開していきます。

「罪を犯した者の取り扱い」と「死刑制度」について
いろいろ考える場面が多々ありました。

起承転結でいうと結の部分で一気に様々な出来事が繋がり,
最後に繋がっていきます。読んでいるときは引き込まれて終わりまで読破したのですが,周囲の人々の行動原理などその理由で何点か
説明不足なところが見受けられるように感じました。

最後はハッピーエンドということになるのでしょうか?
ISBN:4086004569 文庫 榎木 洋子 集英社 2004/07 ¥440

7冊目にして,やっとこさで本題に入りました。
以前同じ題材で書いたときは一冊だったのにね。

まだまだ暫くかかりそうな様子です。

書くのが2週間以上遅れました。
うーん。
ISBN:4061823817 新書 西尾 維新 講談社 2004/07/17 ¥924

作風は相変わらず。
主人公がとても10歳とは思えない。

「二つ名」や「称号」が好みなのかな?
キャラは立てやすいけど。

「戯言シリーズ」が楽しめるなら
こちらも大丈夫でしょう。

こちらもシリーズものになるようで
まだまだ話は「起」あたりに感じました。
ということは結構長くなるのかな?

百器徒然袋 風

2004年7月27日 読書
ISBN:4061823795 新書 京極 夏彦 講談社 2004/07/06 ¥1,365

探偵小説…って銘うってあります。
探偵=榎木津ということなのでしょう。

探偵の思わぬ一面がみえて楽しめました。

しかし,拝み屋は性格が変わってませんか?
すこし意外。
ISBN:4560049920 単行本 宮田 珠己 白水社 2004/06 ¥1,680

以前,中国新聞の書評で挙がっていたので興味を惹かれ,
暇つぶしに読破。

中身は題名そのまま,巨大仏を見に行くもの。
周囲とのアンバランスを面白く感じているようです。
軽く読める脱力系の内容でした。

「ヌ景」少しだけ気になりました。

空の境界 下

2004年6月28日 読書
ISBN:4061823620 新書 奈須 きのこ 講談社 2004/06/08 ¥1,260

2冊続けて読んだため,
次の日は寝不足でした。(読了AM4:00)

よく練って構成してありますが
ちょっと綺麗すぎかなと思ったところも。
菊池秀行とか好きなら波長が合うのでは?

主人公(?)の男の子は
性格できすぎです。

空の境界 上 

2004年6月24日 読書
ISBN:4061823612 新書 奈須 きのこ 講談社 2004/06/08 ¥1,155

買ってみました。
夜中に読み始めたら止まらず,
ついつい夜更かししてしまいました。

ジャンルは伝奇小説なのでしょう。
楽しく読ませていただきました。
ISBN:4086004178 文庫 唯月 一 集英社 2004/04/27 ¥440

やっとこさで本筋に入りそう。(次巻から)
この調子だと完結までにかなりかかるかな。

えっ?本題ですか?
一言で言うと
「DragonQuest」
ということになるんでないかい。
ISBN:4840226091 文庫 成田 良悟 メディアワークス 02/2004 ¥610

シリーズ物なので購入。
いままでの群像劇とは少し切り口が異なっていました。
これはこれで落ち着いていて良いのだけれど,
複数視点で物語(馬鹿騒ぎ)が進行していく疾走感が
今回は抑えめに感じました。

ネタの使用法が勿体なく感じたところがありました。
とりあえず次回作に期待。
ISBN:4061823590 新書 西尾 維新 講談社 ¥1,300

デビュー作「クビキリサイクル」以降の戯れ言シリーズ番外編

実はWEB連載時に読んでいました。
加筆修正+付録CDR付…
まあその辺は置いといて。

読みやすいですし場面場面をうまく繋いでいますので
人物や世界設定で楽しめる人ならどうぞ。
ミステリーではありませんが
ある程度のどんでん返しを仕掛けるのはは著者の好みなのでしょう。

あぁ。あと ひと言だけ

最後の台詞は誰が言ったんだ?
ISBN:4086003732 文庫 榎木 洋子 集英社 ¥438

作者の「龍魔」世界シリーズ物。
中世欧州風世界に龍と魔法が出てくるのですが,
何故か地名・魔法名などが和風です。(人物名は洋風)
ここらで好みに差が出るかも。

アルダシリーズ5作目です。
5作目終わりまできてやっと本筋に入りそうです。
…ということは完結まで相当掛かりそうですね。

主役のアルダ・ココ余り目立ってません。

さて,次作で王都編終了の予定とのこと。
その先の冒険を楽しみにしておきましょう。
ISBN:4840224366 文庫 成田 良悟 メディアワークス ¥590

シリーズ2作目…
ですがほとんど登場人物が入れ替わっています。
前作に引き続いて登場した道化役の「バカップル」が相変わらずいい味出してます。(何下に途中から表に出なくなりましたが)

相変わらず何組かのグループが繰り広げる「馬鹿騒ぎ」
視点がころころ変わります。

ただし今回は「続」となっており,一応終わっているようで,一部すっきりしない所がありました。
ここらは「特急編」に期待しておきましょう。

前回と較べると少し生臭いかな?
ISBN:4061821962 新書 佐藤 友哉 講談社 ¥880

「飛ぶ教室」を読んで興味を持ったので
改めて買って読んでみた。

微妙。
さすがメフェスト賞。
ミステリぽいけど,どこか違和感がある。

先に「飛ぶ教室」を読んだ所為かも。
「手品でも仕掛けが判ってしまうと驚けない」
に近いかも。

物語自体は良く構成してあるのではないかと思いました。
ただ,登場人物の心境に共感できないところがあり,
微妙 と思ったのかもしれません。

続編も買うのかな?
ISBN:4086003627 文庫 新井 素子 集英社 ¥514

とうとう完結です。

前編では,主役のはずの3人を押しのけて前面に出ていた方。
何とか後編では少し引っ込みました。
読んでいても少々焦れったかった所がありましたが,
無事収まって一安心でした。

何はともあれお疲れ様です。

「新作なのに懐かしい感じがする」っていうのは
褒め言葉になっていませんかね?

作者の他作品だと
「星へ行く船」シリーズも大好きでした。

あの頃は雑誌「コバルト」(当時は季刊)買ってましたからね。
新井素子,氷室冴子,久美沙織など片っ端から読んでいたような…

段々レビューから外れてきたのでこの辺で。
ISBN:4086003619 文庫 新井 素子 集英社 ¥495

久し振りの「BLACK CAT」。
某週間漫画雑誌連載の似た名前のものとは全然違います。

「性根が悪い」人の登場しないドタバタ劇です。

走れない(激しい運動ができない)怪盗
射撃のできない(引き金を引けない)スナイパー
不器用なスリ

の3人が怪盗「BLACK CAT」として仕事をする物語。

作者視点からの突っ込みが多々入るので,読者の好き嫌いが分かれそうです。

後書きを読んで担当編集さんの頑張りに心うたれました。
この作品が完結できたのは奇蹟に近い。
何しろ前作から9年。前々作から18年経ってます。
何故かリアルタイムで全部読んでいたりするのが自分でも不思議です。
ISBN:4840222789 文庫 成田 良悟 メディアワークス ¥570

評判良さそうだったので
試しに買ってみました。
デビュー作とのことですが
そんなことを感じさせない内容でした。

全編通しての楽しいドタバタと
ちょっとした引っかけが心地よかったですね。
「バッカーノ=馬鹿騒ぎ」らしいですが
その通りでした。
続編も読んでみようと思っています。

今日の日記

2004年1月31日 読書
曇り

● 最近読んだ小説

○メフェスト vol.1
「りすか」はそれなり。
あとはどうだろう。
舞城作品とは最近波長が合いづらいようで
「煙〜」当時は楽しんで読んだものでしたが…

○鏡姉妹の飛ぶ教室(著:佐藤 友哉)

実はユヤタン作品初読み。
ふーんという感じです。
最後の収まり方にしっくり来なかった。
判断保留。
別の作品を読んでから

○四季「秋」(著:森 博嗣)

「春」「夏」は発表シリーズ作品上の時系列でかなり昔の話でしたが,
「秋」は現在進行形となりました。
「S&M」や「V」シリーズのその後にはっきり触れています。
読者サービスと言うべきなのでしょう。

「春」「夏」の主人公の存在がどんどん希薄になっています。
このまま「冬」でも作品へは直接表れないのでしょうか。

○岳飛伝 青雲編(翻訳:田中 芳樹)

結構低年齢向け?
読みやすいといえば読みやすいですが予想と違いました。
「封神演義」位の書き方だと堅いかも知れませんが

感想は全巻読んでからですな

見事にライトノベルばかりだなぁ。

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